第1期ー第5回講座を開催しました

講座1-5 講師渡辺茂美さん2018年1月27日(土)、第5回講座を開催しました。

講師の渡辺茂美さんは、放送記者、ディレクター、プロデューサーとして38年間中国放送でご活躍され、「被爆30年・ヒロシマの顔」「ヒロシマ35年・未ダ補償ナシ」「そして妻たちが残った」など、数多くのドキュメンタリー番組を制作されました。

講演のタイトルは『取材者から見たヒロシマ』で、長年に渡る数々の取材を通して、感じたこと・思い知った事などを語られました。「放送記者として、現地に赴き直接お話をお聞きすることで、私は鍛えられました。“知ればしるほど、知らないことが増える”とはその通りです。」と話され、「政治に目を向けないと何も解決しないのではないか」と政治の重要性を痛感された事なども話して下さいました。

講演の最後に、「バーバラさんが“ヒロシマの事を語り合える友達を増やそう”と言われたように、一人一人そういう友達を増やしていきたいですね。」と締めくくられました。

1月のフレンドシップ・アフタヌーンのご案内

2018.01 Friendship Afternoon Flyer日 時:2018年1月27日(土)午後1時30分から3時30分まで

場 所:WFC 居間

内 容:井上ひさし作『父と暮せば』“ひとり読み語りしばい”(英語字幕付き)

構成・出演:天野達志さん

参加費:無料

井上ひさし氏の名作「父と暮せば」を、“ひとり読み語りしばい”でおおくりします。

原爆が落とされて3年後のヒロシマ。図書館に勤める美津江はひとり生き残った負い目から、恋をすることもできずにいる。そこへ、死んだはずの父・竹造があらわれる。「恋の応援団長」として?!「戦争」と「平和」。「生」と「死」。魂と対話する四日間の物語。

お誘い合わせの上、多数の皆様のご参加をお待ちしています。