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友愛5月号—キャパー実生さんの韓国PAX報告

05/23/2019

友愛
特定非営利活動法人ワールド・フレンドシップ・センター機関紙

韓国PAX研修を通して
キャパー 実生


私は、PAXを通して韓国の若者の平和に対する思い、日韓の歴史的問題、韓国文化を理解し、体験することを目標としていました。その中でも、日韓の歴史的問題特に慰安婦問題のことを最初期待していたよりも深く理解することができ、今まで見たことのない視点から学ぶことができたとお思います。

まず、1日目には日本大使館前で行われた慰安婦問題のデモに参加しました。そこには休日にもかかわらず大人だけでなく若者が大勢いたことに私はとても驚きました。

彼らは、大人に言われたから黙って座っている日本の学生とは違い、積極的に呼びかけたり、歌を歌ったりしていて、正しくないと思うことに対して自らが進んで行動を起こす姿が印象に残りました。

二日目には、ナヌムの家に行って、戦争時の日本軍の下で女性たちがされた酷い過去について学びました。ハルモニの方々から直接話を聞いた時には、博物館で見たことが実際に今目の前にいる人に起こったのだと考えると涙が出ました。日本の学校に通い、日本の平和教育を受けてきた私が学校の教科書から学ぶことのなかった韓国側の事実を知ることができて、心が痛みました。ハルモニの方々が求めていることは、基本的に謝罪と慰安婦問題のことを教科書に載せることなのに、日本政府はなぜそれができないのか私には理解できませんでした。三日目にあった松本さんの被爆証言とその後あったQ and Aの時に私は言いましたが、過去の過ちを理解しないと未来の平和は実現できないと思います。

三日目の夜にあったQ and Aの時には、日本語と英語の訳をしている時にみんなの思いを聞くことができて様々な視点から物事を見ることができたと思います。そして、みんな日本の若者の思い、私たちが受ける平和教育に対し大きく興味を持ってくださって、一生懸命答えましたが、普段そういう質問を受けるのに慣れていなかったため、自分の考えを全て伝えることができなかったです。このような研修を受ける機会がある人は多くいないからそのぶん自分の意見をしっかりと持ってこの度経験することのできたことを少なくとも日本での友達や先生方には上手に伝えられるように頑張りたいと思います。

最終日には、ホストファミリーとココちゃんとオースティンと商店街でお買い物をした後、ピースビルディングに戻り、みんなで夕食を食べた後に輪になり思い出や印象に残ったことを話しました。私はこの研修中私を受け入れてくださった素敵なホストファミリーと携わってくださった方々にとても感謝しています。

この経験は一生忘れません。

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友愛5月号—立花志瑞雄さんの韓国PAX報告

05/23/2019

友愛
特定非営利活動法人ワールド・フレンドシップ・センター機関紙

2019 韓国PAXレポート
立花志瑞雄


4月30日から5月5日まで、WFC 韓国PAXのツアーリーダーとして韓国を訪問しました。今回のプログラムを通して感じたことを報告します。

5月2日、私たちはナヌムの家(日本軍「従軍慰安婦」の方達が暮らしている)を訪れ、日本人スタッフ矢嶋宰さんの案内で、歴史館を見学しました。その後、イ・オクスンさんというハルモニ(おばあちゃん)にお会いしました。イさんは、私の謝罪に対して、私が求めているのは日本政府の謝罪であり、あなた個人の謝罪ではないと言われ、現在の日本の政権、安倍晋三首相から、謝罪があるとは期待できないと話されました。この言葉には少なからずショックを受けました。私たち市民には、ハルモニたちに対して、何もできることは、ないのでしょうか。

ナヌムの家を訪問した同じ日の夜、メンバーの一人、被爆者の松本滋恵さんの被爆証言を韓国の方達に、聞いていただく機会がありました。証言の後の質疑応答で、一人の韓国の方から、日本の人たちはアメリカに、原爆投下に対する謝罪を求めないのかという質問がありました。松本さんは、日本人がアメリカに謝罪を求めない理由の一つとして、日本人の水に流すという精神性をとりあげえ、応答しました。私からは被爆者の人たちは、世界中の誰一人として、自分たちと同じ経験をして欲しくないと考えていることを伝えました。

日本人は過去の戦争に対して謝罪し、許しを受けていく必要があると思います。ハルモニたちは、日本軍「従軍慰安婦」強制連行の事実を認め、日本政府が公式に謝罪することを求めています(ハルモニたちの要求は七項目あります)。個人の謝罪は何にもならないとイさんは話されましたが、日本人が今後もナヌムの家を訪れ、心からの謝罪を続けることによって、いつの日にか、ハルモニたちの心の傷が癒され、私たちの謝罪を受け入れてくれることを願います。それが私たち日本の市民にできることではないかと思いました。

最後に韓国PAXを受け入れて下さった平和構築共同体のみなさんのあたたかい歓迎、献身的なプログラムへの取り組みに感謝します。今後もこのプログラムが継続し、北東アジアの平和のために、寄与することを願って、私の報告としたいと思います。

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6月のフレンドシップアフタヌーン のお知らせ

05/17/2019

6月のフレンドシップアフタヌーンは、韓国PAXの報告です。
ワールド・フレンドシップ・センター(WFC)は、二国間(韓国と日本)の草の根交流を通して、両国の過去の悲惨な歴史を乗り越え、平和を構築していこうというプログラム(韓国PAX)に取り組んでいます。 今回は日本から7人が、4月30日から5月5日まで韓国へ行って来ました。 韓国の人たちと交流した様子、現地で学び、感じたことなど、直接聞ける、またとない機会です。
皆さまぜひお誘い合わせの上、WFCにお越し下さい。

時:2019年6月22日(土)午後1:30~3:30
場所: WFC 居間
参加費: 500円 学生: 無料
参加申込の必要はありません。

広島市西区東観音町8-10
TEL 082-503-3191
FAX 082-503-3179
Email wfchiroshima@nifty.com

第8回基礎講座を開催しました

04/26/2019

4月26日(金)、WFC Hiroshima を つ・た・え・る 基礎講座(第2期)第8回目の講座は、放射能影響研究所(RERF)見学。

「放射線とは何か」(小中学校に出前授業されている内容)について、レクチャーを受け、質疑応答。ビデオ視聴、施設内の見学をしました。質疑応答では鋭い質問もあり、とても有意義な時間となりました。

9月28日(土)午後、市民講座を企画されるそうです。第3期基礎講座の第1回目の日で、基礎講座は午前中。忙しい一日になりそうですが、よき学びの機会になるのではないかと思います。まだ、放射能影響研究所行ったことのない方、ぜひ、一度見学に行ってみられたらいかがでしょうか(要予約)。

第7回基礎講座を開催しました

03/24/2019

3月23日(土)、第7回の WFC Hiroshima を つ・た・え・る 基礎講座が開かれました。

講師はヒロシマを語り継ぐ教師の会、梶矢文昭さん。
6歳の時被爆され様子をご自身が描かれた絵を用いながら、話してくださいました。 原爆の悲劇を語るだけでなく、広島の人々の戦後の力強い生き方にも触れられ、ご自身のポジティブな生きる姿勢に、勇気づけられました。